暗闇を信じてもいい。

愛しちゃだめです!!!(自戒)

「明るい」

つらつらと話を追っていたら長くなり過ぎてしまったため、2つにわけることにした。この記事では舞台「明るい夜に出かけて」を時系列順に追いながら感想及び考察を話したい。(考察って言ってみたかっただけです深いことって多分ない)

 

目次 

観劇時のこと

初見の段階では原作は1-1に当たる部分と八景巡り(2月末の日付で上げるつもりです)のため場所が出てくる・飲み物食べ物が出てくる部分*1のみ読んでいました。このページではなんとなくしか話を知らない初見、そして原作読後の感想についても少し記します。最終的な感想は群馬大千穐楽後にでもまとめられたら、と思っている次第です。

 

まだ一度も出かけていない方へ

初めに、原作未履修で行きたい方もいると思うので知っておくと良い語句の説明をしておきます。

16号線:国道16号線のこと。金沢八景・追浜を通る大きな道路。道沿いにはコンビニ、飲食店、色々ありました。

前説つくようになったので、ラジオに関しての知識が足りない!と言う方もご安心を。

 

ネタバレなしの範囲で個人的な推しポイントをいくつか、

・カップ麺啜り今野、彼氏。

・コンビニ制服着る時のフードの扱い

・多分初日だけだけどイヤホンする時フードの紐巻き込んでて横一本黒い線が入ってた

他多少のネタバレを含みそうなので自粛します。

 

 

 

以下よりネタバレ含みます

 

初見の感想をできるだけ時系列順に

一応2回は見ていますが、私の頭に時系列の概念が存在しないため違うかもしれません。ご指摘お待ちしております。

イタリックの部分は原作情報及び複回観劇後に分かった内容です

暗転中から。

まず聞いてほしいのが、今野さんって意外と身長あるように見えません?って事で、暗転中上手から登場した人影が思ったより高くて今野…?と思いましたことを記しておきます。いや、前列だったのは絶対あるんですけど…

ブルーの入った黒髪にクリアなグレーの眼鏡、そんな富山が問いかける

「おまえ、ここで生まれたの?」

夜のこと、だ。

流れるように棚が動いてて好きだった。ステージの大量の矢印はこのためか、とたまらなく愛おしい気持ちでいっぱいになってた。

 

深夜、コンビニにて

舞台、はじまったなーとか思ってるとなんか気づいたらミミさん倒れてて、富山がただ立っていて横には駆けつけた鹿沢。私たちも富山と同じ状況で「いったい、なに、したんですか?」なわけで。富山に寄り添える作りだなぁと思いました。この状況に至るまでコンビニで働き始めの頃とミミさんについての説明があってリフレイン。ミミさん、多分1番掴めない…

 

ミミさんは999.9を知らない

ミミさんとは、改めて説明するならば現実軸で1番初めに出て来る、他人である。富山が突き飛ばしてしまった女性。スナックで働いていておしゃべりが好き。富山にも話しかけて来るわけで、その日は眼鏡が気になったようだった。「その眼鏡いいね、どこの?」「フォーナインズです」の会話の後、わかんないや、眼鏡男子の標本だねと続いて“バカ”だとアピールする、それでいいんだと(少し、ほんの少しだけ寂しそうな気がした)。でも原作のミミさんは知っていた。そういうの、知ってるもんだと思ったからびっくりした。

そっちの業界に友達いないし私も社会経験浅いガキだからわかんないのかも。

杏樹さんのイメージなのかな、杏樹さんのこともよく知らないからわかんない。

ラジオドラマ聞いたら知ってることに違和感ありました。でも杏樹さんのミミさんは知っててもいいと思うんだ。というかこの舞台の流れならブランド名聞かなくてもいいとも思う。

でも「耳をそば立てて」で蕎麦引いちゃったり?てとこで「そば、やっぱりあるんだ」とクスってしたら去り際鋭い顔されたなぁ

多分そんなことないです別日も似た顔してたのでデフォです。←むしろ侮辱では、やめます。

再来店のミミさんは元気そうにやってきてちょっと嫌味みたいな言葉をまっすぐ言ってた。最近の子は謝りにこないわよねって。でもまぁポジティブに立ち飲み屋状態ってギャハギャハしてんので良かった。まあ、そうですか。ってくらいしか思えなくて富山になったかと

ごめんねミミさん私みたいだから苦手なんだ

 

鹿沢がめちゃくちゃ怒ってて富山は何もいえなくて。副店長登場。概ね原作通り。

 

副店長ごめん多分緊張のせいだと思うけど初日酔ってんのかと思った顔少し赤くて。本当にごめん

 

永川と富山の過去

墓場のシーン、ただ殴って刺すだけに使われると思わなかった。というかこの台詞知らなかったので富山って意外と暴虐なんだってびっくりした。永川も無神経だから…。

ジスイズナガカワ!のとこは初見じゃあんまわかんなかった。ゴミんって言った時プーさんみたいな曲流れてるね。プーさんじゃなくて雨に唄えばでしたなるほど

永川といる富山のぶっきらぼうがとんでもなくて、本当は富山って“いい奴”なんだろうなと思ってるけどこれがあるから永川的にはきっとどうしようもなく愛おしくも感じられるのかもしれない(飛躍)。ただ単純に、富山を1人にしちゃいけないんだって思ってるのかもしれないけど。

 

鹿沢:富山とラジオ

金曜日の休みデートじゃないならなんなの?って聞かれて富山は「ラジオです」と返す。たくさん話して、それこそオタク特有の…って感じで、富山は引いてほしいと思っている。ふつーの人間関係構築したい人はわざわざそんなことしない。引かれたらどうしようって思う、きっと。でも富山ってあんまり人と関わりたくないからわざとこうなんだと理解。(ちょっと考えてわかる程度ってこういうこと、だと思ったけど原作も別に同じでした。)

鹿沢って原作だとゲイ疑惑出た富山に顔がタイプって言うじゃん。ここじゃ言ってないけど絶対舞台の鹿沢も富山の顔がタイプだよ。

C.C.の彼女きた時、ほっぺガチで叩かれて、でも素直に好きって言えるところいいなぁ。

 

ピンクジャージ佐古田

ステレオマンで登場してた!思ってたよりも髪はボサボサ。そろりとやってきてジャンプを躊躇いもなく立ち読み。ここの「鹿沢はスルー」「鹿沢がスルーするから俺もスルー」の流れが気持ちよくて好き。

ドデカミン持ってきてリスナーってことに気づいて、カンバーバッチからの脳内会議で虹色ギャランドゥだ!ってことが分かって世界くるくる〜っとなるシーンが大好き。強烈な出会い。

原作読んでも佐古田ってびっくりするほど佐古田のままだった。

富山くん女の子と話せるんじゃんって鹿沢に言われたけど「サイコだ!!」って言ったら急にファンキーな音楽鳴って踊り出してびっくりした。今回こういう演出もあるんだ!?だった。

副店長いる日に来た時、はげに怒られるのか?って佐古田が言うもんだからどうやって伝えればいいんだ!って悩む富山が見もの。

「好きなものは壊したくない」って言う佐古田、好き。

佐古田にトーキングマンだって言う時さ、すぐにネタが出てきてこの2人は同じ熱量でラジオのこと好きなんだなって思った。

 

夏…?

6月、接触が少し大丈夫になる。ここの満員電車のところ、普段見ることないだろうなーと思うので良い。写真も残っていて最高。ジリジリと暑くてその暑さを伝えるためのシーン、多分長い。思ったより長い。めーっちゃ暑そうだけど、ながい。富山の生活は天使みたい。だって寝るときお手々クロスで人に支えられてるし。私はラーメン食べるとこ1番好きだよ。

パーカー脱いだ。きっと細い白腕が出てくるだろうと思ってたのにしっかり血管見える腕だった。(これってもっと先かもなと思ってるどこですか)

 

本屋・下北沢

佐古田のことが頭から離れない富山、幻覚?って思うけど本物がいてギャーっ!×3くらい。ここ叫んでるので首筋張ります。

どこにいるのかわかんなかったけど本屋なんだから本買う以外ないだろって言うから分かる(そんな話しなくてもいいだろって思い始めたちょっとどうでもいいもん)

「なんかいつもと違うな?」「髪切ったんだよ」「制服着てないと違って見えるってこと」いい会話だなーと思います。

まずは服屋でマシな服買って美容室へ。変身する佐古田は見切れ席でも見えなかった。完璧な包囲。服屋のシーンって彼女の時との対比になるのかな?似合わない服持ってきた佐古田にイヤイヤって手を振るジェスチャーが良い。待ってる富山も、なんか良い。(報酬の1000円、いつのだろうか。野口には見えなかった。)

見た目ってそんなに大事か?って言う佐古田に富山は今日は俺の価値観押し付けちゃったって、すぐ言えるのがすごい。これ彼女との話があるから言えたことなのかもしれない。自分の選んだ服を着て欲しかったんだろうってのがあったから。

変身後の佐古田、どんな顔すればいいかわかんなくなってる。

「いいよ、変顔で」「いいのか??」変顔と爆笑ラッシュ。富山今野は指差します。

原作では「いいよな」っていう。「いいのか?」の方がかわいいです。

 

永川の来店

蓑田のじいちゃんが体調崩したから冷えピタあるか?てやってきた。富山は永川を佐古田とも鹿沢とも合わせたくなくて、商品カゴでぶつからないく。ここ面白かった。「こいつはただのリスナーだ」リスナーってのを知ったけど永川はすぐに誰かわからないんだなぁ。そんで昔のこと知ってるから喋っちゃう。下の名前が一志ってのも言っちゃう。

鹿沢の配信、実は数回見てた富山。(鹿沢はだいちゃの時よりふだんの方が面白いんだって)富山が手伝えばいいってことになって流れで部屋に行くことになるし連絡先も交換した。

なんだかんだ仲良くなっちゃってた。

この後に猫ちゃんソング。何しにきたんだっけ?って。

 

荒井とネタ

嫌なことが続く。賞レースにアルピーの名前が並ばない。ラジオから1番遠い荒井とのシフトが嫌になってラジオに送る…のは妄想で。現実の嫌なことと理想・明るさの象徴であるラジオを混ぜちゃいけないっていう心が好き。

(荒井の話いるのかな?という気もするが嫌なことの象徴的存在だなーと思った賞レースの流れがあるので。)

ラジオでさ、トーキンコングマンって言われてるの毎回「えっ!?」ってなるんだけどどうしてなんですかね、ちょっとわからなくて…。トーキングマン、じゃないの…?

荒井いる時に佐古田来てチラシ見せてくれるの嬉しい。私たちも観に行っていいんだーって。

 

パフォ部「明るい夜に出かけて」

教室で劇するシーンがあるってのはノゾエさん出てたラジオで聞いてて、でも内容知らなかったからダボダボスーツの佐古田だし、おじさんだしでびっくりした。

色々、過去の話してたら富山がジャンピングビーンだと佐古田は気付いてて、ネットで晒されてたの覚えてる。と言ったのが印象的だった。晒されたの見てたから接触恐怖も知ってたことに合点がいく。知ってたんだ!?と、思ったけどラジオってネットとのつながり深いから掲示板も見るか〜。(私がラジオにたどり着いたのもTwitterきっかけだった)

“ネット”の部分がしっかり描かれてて、「悪口を言いたいだけの奴もいる」って鹿沢が教えてくれる。ネット文化だからね。

佐古田がトーキングマンの話する時泣いた。

ザコって呼ばれてて最初に心配するのは鹿沢と永川で、そんなことはないって思ってる富山は佐古田が変なやつって思ってるけど信頼みたいなのがすけていて良い。でも心配になってきて1人で走ってく。先輩に佐古田が上手くやれてるか聴くシーン、「ザコ」は自分でお願いした。「一文字濁るとザコになるんです先輩ザコって呼んでください」自虐の仕方が昔の自分と似てて結構グッときた。

 

共感・言葉の羅列

「明るい夜に出かけて」ステージ中央で鹿沢が語り始める。明るくなるにつれ視線は棚の中、スマートフォンの画面に移る。「コロス!」勝手に読まれたから怒って当然だなーと思うと同時にやっぱり仲良くなってるのがいい。

俺も曲書いたんだって教えてくれた。

 

年末年始・家族

大晦日と元旦だけとった休み、やっぱり実家かなと帰省。聞かれても答えられることもなくてって暗いのかと思ったら姉に「残った廃棄ばっか食ってんなよ」って言われて笑った、あんた今!って嬉しそうな母に「笑うだろ」って返す富山。家族がちゃんと明るい場所で良かった。はじめ、心療内科の先生とかの話してた時は怒ってるとこばかりだから蝋燭が灯るかどうかくらいの明るさだと思ったけど。ちゃんと明るい。ラジオが同室の姉の影響なことも関係するのかな。

 

復学・副店長

復学するために東京に戻ることを副店長に伝えた。問題があったことをちゃんと知っていて大丈夫なのかと聞いてくれる。優しい人。またいつでもおいでと言ってくれる。コンビニはもう明るい居場所の1つ。富山もあたたかい人。

「店長に言うだけでもいいんだけど」ってのが、副店長にちゃんと話したい気持ちを教えてくれる。いつの間にか“少し苦手”から信頼できる人になってたのかな。

 

楽曲「明るい夜に出かけて」

原作で単語の羅列みたいに言ってるのを見た気がして気になってた場面。帰省前に鹿沢に作詞お願いされてた。

復学を決めていなくなっちゃうから生で1回やらないかって富山から言った。

45分たって、富山は画面に「鹿沢の本気の葛藤を見た」待機してる時、動かない。いつもの今野だ!!ってなんか嬉しい。

舞台ではバラードってだけ言ってたけど曲には「童謡」のイメージも入ってそうだと思った

 

佐古田と大学の話

放送後、かな。明記はなし…?

始まりと同じ場面

バックトゥザフューチャー←この音、頭から離れない

聞きたいこといっぱいあるんだ。

佐古田は来年受験で、「富山の大学行っていい?一緒にご飯食べれる。」「やりたいことやんなきゃダメだよ。約束して合えばいい。俺がそっちの食堂行くし、俺の方にも来ればいい。」富山、“学び”をちゃんと知っていて大好き。

佐古田のソロは1回聴いただけだけど覚えてるってところでのソロ?

 

アルピーannの危機

永川は出待ち行くかって言うけど富山は行かないって。行ったら本当に終わっちゃうみたいだからって。大変なことなのはわかるけど個人的に思い入れそこまでなくて(富山も言ってるあの人たちの1人)みんな頑張ってるな、頑張れとだけ思ってた。

原作ではラジオ好きの3人でアルピーがMCのイベント行ったりしてた。趣味一緒の友達できたらそうだよなと思うけど、あったら別の世界の人になっちゃいそうだからなくてよかった。
報告がある放送を鹿沢も聞いててなんか嬉しい。

 

ささやかな夢

2部降格しても続く…!スワイプと一緒にツイートが降ってくる。ハラハラ、ドサッドサッ。そんな一気に落とすんだ!ってちょっとウケた。

佐古田が拾ったツイートに番組制作側の人のものがあった。

眩しい、こんなに眩しいのは初めてだ」佐古田がキラキラ〜っ!をしてる。一緒に見たいって言ってた。それが全部だけど放送作家になりたい!と明言するわけではない。
触っても大丈夫になっていた。なんだよ痛いなぁって普通に笑ってた

富山ソロ。

儚さが多分カンストしてる。

 

また、こんな夜があるといい。

いつも拍手のタイミングがわかりません初日ここでなんとなく終わっちゃう!って気配を察知したものの拍手できず。結局みんな出てきてから拍手じゃないですか、拍手、してぇーーーって思ってますどうですか??演劇あんまり知らないので…

 

ED

佐古田が、アルピーのエンディングと言ったらこれだよねってandymori「夢見るバンドワゴン」流して

「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽の代わりに音楽を、青空の代わりに夢を。フレッシュな夜をリードする オールナイトニッポン」

なんか語気良いと思ったら、昔のANNで言ってたみたいです。

 

オーレンジって歌うとこどこだっけ、あそこ声低くて毎回ぎゃーっ!て思いながら聴いてる。

 

カテコ

こんちゃんこんちゃんってずっと言われてました。かわいいです。(私の行った日には前説でも永川さん役の板橋さんのこんちゃん、聞けました。カテコなくても聞けます!)

セリフでいっぱいで話すこと考えてなかったというのが1番好きセリフ(違います)です。今野さんレポはたくさん見ていると思うので割愛!あ、でも多分見かけてないので書いておきたいことあります。演者さんの中でまぁそこそこ年上の方々は今野さんのことこんちゃんて呼ぶ甘々大人なんですが、比較的歳の近い姉役の中薗さんと佐古田役の伊東さんとカテコ中目を合わせることがありとても良い顔してたので同年代の人たちともうまくやれていそうでよかったなと思いました。(誰目線)はける時も丁寧に挨拶していてよかったです。(個人的には「気をつけて帰ってください」くらいは丁寧だったつもりでいますがレポ見るともう少し軽かったのかな)

佐古田のカテコ、好きでした。まずゲネで客席見過ぎないようにと言われたのを教えてくれたのが嬉しいし、目が合わなかったら正解って言ってたのも言葉選び上手いな〜と思いました。そして舞台初めて!って!!そんな場面に立ち合わせていただけて光栄です!!!という気持ちでいっぱいでした。あとこの前までテスト期間で睡眠時間2時間だったんだよねって!!!狂いますよ←(板橋さんありがとう)カテコの好きだったところ、まだ書けてないんですけど「みなさんが帰り道、この舞台を思い出して温かい気持ちになってくれたらいいなと思います」(ニュアンス)これが本当に嬉しくて。もう明るいよ、あたたかいよって気持ちでいっぱいだった。

(文量見たらわかると思うんですけど佐古田のこと大好きです)

 

富山一志

富山って、素直。素直を優しさでまっすぐ育てたみたいになっていてとても良かった。

原作、自称もメンヘラなんだけど劇中登場しないよね。今野ANN0でメンヘラってワードでてきてたし始めは台本にも書いてあったんじゃないかなーと思ってる。どう?

復学の話を副店長にする時、大丈夫なのか?と聞いて欲しかったのはなんでなんだろう。ただ心配して欲しかったというだけで収めたくなくて、、

 

終わりに:「明るい夜」

明るい夜って結局なんだったと思いますか?

私はずっと物理的なものじゃあないだろと思っていて、寂しかったり辛かったりする大変な日々を夜として、その中にある小さな幸せ、団欒とかそういう温かさのある食卓や会話。私にとってで考えるなら、昔だったらきっと塾終わりの少し冷えた空気が肺を満たす帰り道、街灯の灯る川沿いの道。帰ってから1人でご飯食べながら好きなバラエティ見る時。こういう暖かい時間って夜にあることが多いのかもしれません。まあ大分言葉を曲解したみたいな感想な気がしますが。少なくとも観劇後は明るい夜だったんじゃないかなと思います。

ここで佐古田の劇「明るい夜に出かけて」では最初にコンビニが挙げられる、夜でも明るい場所。確かにそうなんだけど…と思って聞いているとトミヤマとカザワって名前が出てくる。劇の主人公の明るい夜はそこにはなかったけれど佐古田の「明るい夜」はまさしくコンビニだったんじゃないかと思った。あたまわるいから気付くの時間かかっちゃって凄い発見したみたいな顔してます、気にしないでください、。

追記:物質的な明るさと目に見えない明るさは必ずしも同じではないが関連はある。劇中劇のはじまる前、富山の「明るさの源、ラジオブース」という台詞も富山にとって物質的な明るさと目に見えない明るさの共通項。

 

あといっこ忘れてたんですけど歌聞いてたら歌詞きけたとこがあって、あいにくメモ書きは読めなかったんですけど「暗い心を持つ人を信じる」って感じの詩があって泣きました。全然富山と佐古田のことかなーって思うんですけど暗くても、暗いからこそ寄り添えるというか“信じる”ことができるのかなーって。富山の事件に佐古田の不登校。他にも多分ある、永川も鹿沢も、もっと他も。

 

舞台通して、基本的には“富山一志”を見ていたけどところどころで“人間”今野大輝を見ていたなーと気付いた。“役者”今野大輝としてはあんまり見れていないかもしれない。(舞台に精通しているわけではないため)

 

待人 ~ の方で原作の話等触れているのでそちらもよければどうぞ。

*1:事前に知っていた場面:墓からの景色がいいこと・佐古田の初来店ドデカミン・ラジオ聴きながらプレモル・佐古田を下北沢で改造・追浜のなか卯でご飯・富山の過去はネットで晒された・鹿沢が明るい夜に出かけてを配信・その後富山が鹿沢の家に行くとこ・佐古田と侍従川の河口で話すとこ。他アルピーann情報少し